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エッセンシャルオイル(精油)データ
名称 | ローズマリー |
学術名 | Rosmarinus officinalis |
科名 | シソ科 |
栽培場所 | フランス、スペイン、モロッコ、チュニジア、ユーゴスラビア |
抽出部 | 花と葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
植物中のオイル比 | 1〜2% |
オイルの色 | 透明 |
ブレンドファクター | 2 |
オイルの粘度 | さらりとしている |
オイルの香り | 樟脳のようなしみ通るフレッシュな香り |
オイルのNote | ミドル |
経口毒性 | 非毒性D |
皮膚刺激 | 緩和な刺激 |
感作性 | なし |
光毒性 | なし |
注意事項 | 1. 高血圧、月経過多、多量月経の方は使用を避けたほうがよいでしょう。 2. 刺激が強いので、てんかん体質の方や妊娠初期の方は使用を避けたほうがよいでしょう。 3. 多量に用いるのは避けたほうがよいでしょう。 4. ホメオパシーの治療中は使用を避けましょう。 |
こんな時に | <前向きな気持ちになりたいとき><集中したいとき> |
精油の作用について | 「脱アルツハイマーの精油」という別名もあるくらいです。脳血流量が増えることが確認されています。頭を使うときは脳細胞がエネルギーを欲しがるので血液が必要なのですね。だから、血圧が高い人は逆に脳溢血などの心配があるので使用を控えなければなりません。ローズマリーの学術名はRosmarinus officinalisだけれど取れる精油の成分で分類してある場合もあるのです。ローズマリー・カンファー(Rosmarinus officinalis camphre主な成分:モノテルペン炭化水素類35〜45%、ケトン類;カンファー15〜30%、オキサイド類15〜30%、モノテルペンアルコール類5〜15%、カンファーは筋肉弛緩作用があるので、肩こり、腰痛、筋肉痛、などに使われる)、ローズマリー・シネオール(Rosmarinus officinalis cineole)主な成分:オキサイド類50〜70%、モノテルペンアルコール類20〜30%、ケトン類2〜10%、特にオキサイド類の1.8シネオールを多く含むので抗カタル作用が強く、神経毒性のあるケトン類が少ないので安心して使える)、ローズマリー・ベルベノン(Rosmarinus officinalis verbenone主な成分:モノテルペン炭化水素類25〜50%、ケトン類15〜35%、オキサイド類5〜25%、モノテルペンアルコール類3〜15%多様な成分をバランスよく含むので色々な疾患に適応する、肝臓の障害に適する)
沢山あって使い分けが出来ないときは学術名が書いてあるローズマリーを使いましょう。
更に、筋肉痛を治したいとか、粘膜がうっ滞するとか、肝臓の強壮を強化したいときはそれぞれに合うタイプのローズマリーを選んでみて下さい。 |
エピソード | 周りの負のエネルギーを、どこかに追いやってしまいそうな強さを感じさせます。初め神経をスッキリさせ、その後、体の中心から全体へと覚醒させる香りです。魔女が媚薬に入れたくなるような香りです。
ローズマリーの植生には、直立性と匍匐性の2種類あります。名前の由来はラテン語のros marinus(海のしずく)からきています。水辺を好む植物だからでしょう(地中海沿岸に生息しています)
ヨーロッパのお肉屋さんでは、肉の上にローズマリーやセージのハーブを載せて販売しています。(肉の保存)。
中世のヨーロッパでは、教会で病人に薬を分けていましたが、感染のないように廊下にローズマリーなどのハーブを敷き詰め、人が歩くたびに香りがするようにしていました。
この消毒作用は有名で、フランスの病院でも伝染病が流行している間(今世紀初めまで)、病棟で焚かれていました。
花が青い理由は、聖母マリアの一家がエジプトに逃げる途中で休んだとき、マリアがマントをローズマリーの樹に掛けると白い花が青い花に変わったため、と言われています。エジプトのピラミッドの中でもローズマリーは見つかっています。
ギリシャ・ローマではローズマリーは復活の象徴で、生きている人には「慰め」を、死者には「平安」を与える聖なる植物として扱われます。薫香として悪魔払いにも用いられました。 |
香りの相性がいい精油 | オレンジ、グレープフルーツ、メリッサ、レモングラス、ゼラニウム、ラベンダー、ペパーミント、マージョラム、ヤロウ、サイプレス、シダーウッド、ジュニパー、ティーツリー、ブラックペッパー、フランキンセンス |
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