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エッセンシャルオイル(精油)データ
名称 | マージョラム |
学術名 | Origanum majorana |
科名 | シソ科 |
栽培場所 | フランス、エジプト |
抽出部 | 花と葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
植物中のオイル比 | 0.01 |
オイルの色 | 淡い黄色 |
ブレンドファクター | 3 |
オイルの粘度 | さらりとしている |
オイルの香り | ハーブらしい温かみのあるスパイシーな香り |
オイルのNote | ミドル |
経口毒性 | 非毒性C |
皮膚刺激 | 非刺激 |
感作性 | なし |
光毒性 | なし |
注意事項 | 1. 長時間用いると眠気がおこります。血圧の低い人は使用を控えましょう。 2. 妊娠中は避けたほうがよいでしょう。 3. 多量に用いるのは避けましょう。 |
こんな時に | <リラックスしたいとき><幸せな気持ちになりたいとき><自分自身を取り戻したいとき><集中したいとき> |
精油の作用について | マージョラム(Origanum majorana;スイート・マージョラム)オレガノ(Origanum vulgare)やスパニッシュ・マージョラム(Thymus capitus)と間違われやすいので、学術名を確認して使用しましょう。
この精油はとても鎮静作用が強いです。毛細血管が拡張するということは血液の通り道が太くなり、血液が通りやすくなることです。細い道を通り抜けるように勢いつけなくてもいいということです。
つまり、血の勢いが強くなくても(血圧が高くなくても)いいことなのです。
高血圧に良いとされている精油のイランイランの場合は直ぐに心臓を鎮静させる働きを感じるけれど、マージョラムは毛細血管が拡張されて次に血圧も降下するので、少しゆっくりとした感じで作用を感じると思います。でもその分作用も長続きする感じもしますね。
血圧が低い人がオイルトリートメントを使ったときにトリートメント直後は気持ちいい感じだったけれど、その後少ししてからボーっとして体調が優れず、その状態が1,2日続いたということを聞いたことがあります。
逆に血圧の高い人は好む香りですね。血圧が普通以上の値の人で、自律神経のバランスが崩れていること(交感神経優位)で様々なトラブル、例えば不眠、胃痙攣、胃潰瘍、便秘、神経過敏など起きているときに使うと気持ちを落ち着かせ、ゆっくりとしたモードに変えてくれます。
それから、代謝を促進させ、気忙しい気持ちにもさせる甲状腺ホルモンの分泌を抑制するともいわれています。ラベンダーと組み合わせて使うと焦った気持ちにならなくていいですよ。
それから、血流を促進させる働きを肩こり、筋肉痛などに役立てたいですね。これも血圧が低くない人向けです。 |
エピソード | 少しえぐみのあるスーッとした香りです。白い花は枝先にできる花芽(幾重もの節がある1Bくらいの卵型)の節から、外の世界をのぞくように咲きます。 古代ギリシャは人は痙縮が起きたり、体液が溜まりすぎたときの症状緩和に用いていました。 イギリスでは、甘い花の花束の中にマージョラムを忍ばせて、香りを引き締めるのに用いていました。 |
香りの相性がいい精油 | オレンジ、ベルガモット、メリッサ、イランイラン、カモミール・G、カモミール・R、ラベンダー、ペパーミント、ローズマリー、サイプレス、シダーウッド、ローズウッド |
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