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エッセンシャルオイル(精油)データ
名称 | クラリセージ |
学術名 | Salvia sclarea |
科名 | シソ科 |
栽培場所 | フランス、スペイン、モロッコ |
抽出部 | 花と葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
植物中のオイル比 | 0.001 |
オイルの色 | 透明〜薄い黄色 |
ブレンドファクター | 4 |
オイルの粘度 | さらりとしている |
オイルの香り | 草っぽく苦味のある香り(ナッディ) |
オイルのNote | トップ〜ミドル |
経口毒性 | 非毒性D |
皮膚刺激 | 緩和な刺激 |
感作性 | なし |
光毒性 | なし |
注意事項 | 1. 通経作用があるので、月経過多・多量月経・妊娠中は避けましょう。 2. 鎮静力が強いので、集中するのが困難になります。 3. アルコール飲料を摂取すると、吐き気に襲われることがあります。 4. 多量に用いるのはやめましょう。 |
こんな時に | <リラックスしたいとき、幸せな気持ちになりたいとき><幸せな気持ちになりたいとき> |
精油の作用について | アロマやハーブを知らなかったらこの香りは日本では珍しいので、嗅ぐことは無い香りですね。
馴染みがないだけに好みではないという人が多いけど、助けになるときはすごく役立ちます。出産のときはジャスミンと並んでよく使われる香りです。鎮静作用と鎮痙作用が相乗的に働いて妊婦さんはリラックスするし、逆に子宮は収縮して(これが精油の不思議なところですね。全体的には鎮痙だけど必要とあれば収縮なのですね)分娩を早めます。このとき妊婦さんはとても良い香りと感じるそうです。
子供が無事産まれて、後産もすんで一安心というときにもう一度クラリセージを嗅ぐと今度は嫌いな香りになっているそうです。ほんの数時間で香りの好き嫌いが変わります。
そのときの状況とホルモンのバランスで香りの好みが変わるいい例ですね。妊婦でなくても月経の前はこの香りを心地よく感じる人は多いと思いますでも月経が終わりかける頃から好きでない香りに変わってしまうことが多いです。
それから、女性ホルモンの1つエストロゲン様作用があるので更年期前から香りが好きであれば使うとその時期も穏やかに過ごせますね。骨粗鬆症はエストロゲンが減るので骨からカルシウムが出て、吸着されないことがわかっています。だからクラリセージでのトリートメントを予防の1つに加えたいですね。
女性に関わる作用を色々お話ししましたが、クラリセージの精油の大きなテーマは鎮痙です。身体の色々な筋肉や組織を緩めてくれます。神経質すぎたり、気苦労が多かったり、小さいとき否定されてそれが潜在的に残っていて、それで自分を否定したり、自身を持てない人に特に役立ちますね。本来の自分を取り戻せる香りですね。 |
エピソード | 刺すように渋く、苦味のある香りです。茎は真っ直ぐ伸び、60〜100cmになります。茎の上部は分岐し、薄むらさき色の花をいくつもつけます。 クラリセージという名は、ラテン語で「明るい」あるいは「清浄な」という意味の「クラルス」にちなんでいます。このハーブは中世には「クリア・アイ」という名で呼ばれ、眼のあらゆる不調を治す特性があるとされていました。また、クラリセージの名はギリシャ語の「スクレリア(堅い)」という語にちなんでいるという説もあります。これは、花びらの先端が堅くなっていることを指しています。 16世紀後半のイギリスでは、クラリセージがビールの蒸留時に香りづけとして、ホップの代わりに用いられていました。 |
香りの相性がいい精油 | グレープフルーツ、ベルガモット、サンダルウッド、パチュリー、カモミール・R、ジャスミン、ゼラニウム、ラベンダー、ローズ、ヤロウ、サイプレス、シダーウッド、ジュニパー、フランキンセンス |
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