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エッセンシャルオイル(精油)データ
名称 | カモミール・ジャーマン |
学術名 | Matricaria chamomila、Matricaria recutita |
科名 | キク科 |
栽培場所 | イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、モロッコ |
抽出部 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
植物中のオイル比 | 約1.7% |
オイルの色 | 紺色 |
ブレンドファクター | 1 |
オイルの粘度 | 少し濃いめ |
オイルの香り | カモミール・ローマンとはかなり異なるえぐみのある香り |
オイルのNote | ミドル |
経口毒性 | 非毒性D |
皮膚刺激 | 緩和な刺激 |
感作性 | なし |
光毒性 | なし |
注意事項 | 1. 通経作用があるので妊娠初期の数ヶ月は使用を避けましょう。 |
こんな時に | <リラックスしたいとき><幸せな気持ちになりたいとき> |
精油の作用について | カモミール・ローマンに比べてカモミール・ジャーマンはアレルギーや痒み、潰瘍に役に立ちます。 色と香りがローマンよりきついので、なかなか使用する機会も少ないけれど、アトピーなどの疾患で困っている人はトライする価値がありますね。でも、担当医と相談してからにしましょう。100%の人がこの精油でアトピーを治したとはいえませんが、良くなった人もいるのです。 また、逆にキク科のアレルギーの人もいるので、この人には向きませんね。だから使い始めは濃くしないで、そして広い面積に塗らないで下さい。薄い濃度で狭い面積で試しながら使ってください。 カモミール・ジャーマンの花は元々白い花びらで花芯は黄色です。この花を手で潰しても青い色は出てきません。 これは水蒸気蒸類法で精油を作るときに成分が熱に反応して変化したもの(セスキテルペン炭化水素類のカマズレン)なのです。これがアレルギーや痒みを緩和してくれる成分なのです。 カモミール・ジャーマンは女性ホルモンの1つエストロゲンに似た働きをするセスキテルペンアルコール類を含んでいます。 |
エピソード | ジャーマンカモミール畑にいると妖精の気分になるのは女性ならではでしょうか。風邪が吹くと直径2cmほどの可愛らしい花たちが揺れて、そんな気分にさせてくれます。カモミールにはローマン、ジャーマン、ダイヤーズ、コーンなど色々な種類があります。アロマセラピーの精油はジャーマンカモミール(学術名:Matricaria chamomila Matricaria recutita)とローマンカモミール(学術名:Chamaemelum、nobile 、Anthemis nobilis)です。今でも多くの本はカモミール・ジャーマンとカモミール・ローマンの精油をほぼ同じ作用と紹介しています。 しかし、含まれる成分はかなりの相違があります。精神的なことに起因して起こる痙攣や痛みの緩和にはカモミール・ローマンが多く使われます。一方、アレルギー、炎症、潰瘍の緩和にはカモミール・ジャーマンが使われます。 カモミール・ジャーマンの属名Matricariaはラテン語のmatrix(子宮)やmater(母)に由来しています。 |
香りの相性がいい精油 | グレープフルーツ、ベルガモット、メリッサ、レモン、パチュリー、カモミール・R、ジャスミン、ネロリ、ラベンダー、ローズ、マージョラム、ベンゾイン |
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